彩時記

紡ぎ人くれなゐの、日々のあれこれ

かんざしで扉を叩く

わたくしに嬉しい和小物、

かんざし。




かんざしを好むなら、

洋装であれ

身に着けない手はない。

という訳で、

大いにかんざしを

愉しんでいる。




装いのお仕舞いに着ければ

たちまちにして、

景色が変わる。




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べっ甲、漆、蒔絵・・・

ここ一年で手に入れた、

古物。

いずれも。

そして、光

シューベルトソナタ21番、

アファナシエフを聴いている。





檜の箱に、

姫てまりを9つ。

下には赤いお座布団。





「まるまる子どもが育つ」

「まるくおさまる」

などの意味を持つ

姫てまりを、

出産の祝いとした。

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手製のリーフレットを付けた。

自ら文字も書いた。

箱も作った。

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完成をみるまでには、

お客さまを招いての

食事会などもあり、

必然、

気持ちの構築を迫られた。






アファナシエフの海に暫くを、

委ねるとしよう。

アイロンみたいなコテ

小田原の旅で手に入れた、

和裁コテ。

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古もの処分で

「アイロンみたいなコテ」2,000円

とある。

迷わず、ゲット!




聞けば、

誰一人として知る者のないこの物品、

とりあえず、熱でもって

布に施す物であろうと。

で、

「アイロンみたいなコテ」。




随分探していたと伝えると、

たいへん驚かれたのは

言うまでもない。

 


和裁をする者の九割が

所有しているであろう

和裁コテの大手メーカーが

廃業したものだから、

市場に出ているものは

既に完売。

ただ、数ヶ月前に

ほそぼそとではあるが

営業を再開したらしいから、

手立ては、ある。

ただいかんせん、お値段が・・・




代用品もしくは

小型のアイロンでまかなうか。

はて、どうしたものかしら・・・

とあぐねていた矢先の

この、出逢い。

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手に入れたかった物とは

違ったけれど。ね。